稽留流産の処置は何をするのか?
稽留流産の処置(手術)は、
病院によって違うそうなので私の場合のお話をしたいと思います。
私は10週目の妊婦検診の日に稽留流産したので
「進行流産(一般的な?出血を伴う流産)」にならないためにも
「子宮内容除去術」と呼ばれる処置を早めにした方が良いと説明(説得?)され
診断されたその日に入院し、翌日に手術を受けました。
手術のため夜の9時以降は水も飲んではいけなく、
もちろん翌日の朝食も水分も抜きです。
翌日の朝9時に呼ばれ処置台に座りました。
超音波の検査台のような形ですが、
足をベルトで固定され布カバーを足にかけられました。
手術が始まるまでブドウ糖の点滴をされ、
脈を測る機械を人差し指につけられました。
よくドラマで聞こえてくる「ピッ、ピッ…」という音が響きだしました。
先生が来てからは、
そのブドウ糖の点滴に静脈麻酔と呼ばれる全身麻酔をかけられ
記憶があっという間になくなりました。
処置自体は30分もかからないそうです。
夢の中なのかさえ区別がつかないくらいの状態の時に
遠くの方で自分の名前が呼ばれているのに気がつきました。
「深呼吸してくださ~い~。」と叫ばれていたように思います。(うろ覚えです。)
そして頭がだんだんはっきりしてきた頃
今度はグラグラと目の前が回っていてすごく吐き気がしました。
足もとがフラフラしたまま処置室?のベッドに移りそこで麻酔が完全に切れるまで
吐き気と闘いながら眠っていました。
フラフラながらも自分の足できちんと歩いて
病室まで戻った時は12時を過ぎていました。
その後、もう一度超音波の検査をして子宮の状況を確認し
子宮収縮と出血を抑える薬を処方されて飲むことになりました。
出血が完全になくなるまでの処置として
薬を飲み続け通院しました。
処置後5日目に病院へ行った時は
超音波検査をしてまだ出血があったため
1週間分の薬を処方されました。
処置後14日目に病院へ行った時は
まだ子宮内に血液が残っているものの
出血がなくお腹の痛みもなくなったため
何かあれば病院へ行くという事で
通院が終了しました。
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