稽留流産の手術
稽留流産の手術は、
病院によって違うそうなので私の場合のお話をしたいと思います。
私は、10週目の妊婦検診の日に稽留流産していたことがわかりました。
そして連休が続いてしまうため
そのままの状態で「進行流産(一般的な?出血を伴う流産)」にならないためにも
「子宮内容除去術」と呼ばれる手術をした方が良いと説明(説得?)され
その日に急きょ入院しました。
本当なら2泊3日入院するのが一般的らしいのですが
私はすでに上に一人息子(2歳)がいたので、1泊2日にしてもらいました。
(手術当日に退院しました。)
私が入院した所では入院準備のしおりのようなものが渡され
自分で入院するための用意をします。
用意したものは
・パジャマ
・着替え&下着
・洗面用具
・タオル
・化粧道具
・夜用ナプキン5~6枚 (手術前と手術後に生理のような出血があります)
・はし&コップ (病院食用) です。
夜の9時以降は水も飲んではいけなく、
もちろん翌日の朝食も水分も抜きです。
翌日の朝9時に呼ばれ手術台に座りました。
超音波の検査台のような形ですが、
足をベルトで固定され布カバーを足にかけられました。
手術が始まるまでブドウ糖の点滴をされ、
脈を測る機械を人差し指につけられました。
よくドラマで聞こえてくる「ピッ、ピッ…」という音が響きだしました。
先生が来てからは、
そのブドウ糖の点滴に静脈麻酔と呼ばれる全身麻酔をかけられ
記憶があっという間になくなりました。
手術自体は30分もかからないそうです。
夢の中なのかさえ区別がつかないくらいの状態の時に
遠くの方で自分の名前が呼ばれているのに気がつきました。
「深呼吸してくださ~い~。」と叫ばれていたように思います。(うろ覚えです。)
そして頭がだんだんはっきりしてきた頃
今度はグラグラと目の前が回っていてすごく吐き気がしました。
足もとがフラフラしたまま処置室?のベッドに移りそこで麻酔が完全に切れるまで
吐き気と闘いながら眠っていました。
フラフラながらも自分の足できちんと歩いて
病室まで戻った時は12時を過ぎていました。
その後、もう一度超音波の検査をして子宮の状況を確認し
子宮収縮と出血を抑える薬を処方されて、飲むことになりました。
検査もすべて終わって現金で精算しました。
入院日数が少ないせいか、3万円かかりませんでした。
全てが終わって帰る時には午後3時頃になっていました。
稽留流産の手術後も子宮収縮の薬は飲み続け
完全に出血が治まるまで通院が必要です。
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